五十肩

流山市在住５０代、介護職の女性（Aさん）、最近右腕を上げようとすると肩が痛くて上がらず、エプロンをするにも後ろに腕が回らなくて難儀しているということでした。

ペインクリニックに通っていたそうですが、あまり効果が感じられず当店のチラシを見て来店されました。
まず、検査で右腕を横から上げてもらいましたが、９０度のところでもう痛くて上げられない状態でした。そこで、僕が腰のある部分を押して同じように右腕を上げてもらいました。
すると痛みはあるものの、最初よりも腕が上げやすく１００度位まで上がるようになりました。本人もびっくりして、「腰なんですね~。」とすぐに“肩だけの問題ではない”　ということを理解してくれました。
そこから本格的に施術に入り、徐々に自分の体が変わっていく感覚に驚かれていました。
施術後、再び腕を上げてもらうと、さらに高く腕が上がるようになり、痛みも軽減していました。
その後、Aさんには通っていただき２回目にはエプロンも難儀することなく結べられるようになり、
４回目にはほぼ耳に着くところまで腕を上げられるようになりました。
その後もお身体のケアのために定期的に通っていただいておりますが、再発することもなくお仕事をがんばっていらっしゃいます。
五十肩は肩関節周囲炎といいますが、炎症が無くても動作が制限されたり、動かすと痛みが出たりします。肩の筋肉（僧帽筋など）や腕の筋肉が硬直するなど原因はさまざまですが、五十肩もやはり肩だけの問題ではありません。五十肩や普通の肩こりでも肩に問題を抱えている人は、自覚があるなしに関わらずほぼ間違いなく腰の硬直があります。
腰が固まってしまうと肩の動きにも影響を及ぼします。背中が丸くなって姿勢の悪い状態だと肩の動きに制限が生じます。（「あれっ、肩が上がらない・・・」のページもご覧ください。）この状態で体を動かしていると筋肉や関節にも負担がかかり、期間が長ければ蓄積され、いつか腕が上がらないというこいとになってしまいます。